白毫烏龍茶(ハクゴウウーロンチャ)
別名『東方美人茶』とも呼び、台湾北部茶区の特製銘茶です。発酵度合いが高く製造工程も紅茶に近いのが特徴。もう一つの特徴として、この茶葉は害虫の「茶葉小緑蝉」といういわゆるウンカとよばれるムシに新芽の樹液を吸わせることによってポリフェノールやオキシターゼの活性を高め、タンニンの含有量が増加するために香りが強く、良質なお茶になるという点があります。このウンカが6月中旬に発生する事から夏のお茶として有名です。
茶葉は夏の季節に発生した腋芽を摘み取って約50〜70%の発酵をさせて作り上げたもので、熟果と蜂蜜の独特の匂いが漂います。
茶湯は琥珀色にて味まろやかで甘味強く、発酵度が高いため烏龍茶と紅茶の中間の味となり、18〜19世紀頃英国及びオランダの王室で愛用されました。ウンカを利用する事から農薬の使えない完全無農薬のお茶としても知られています。 |