信陽毛尖茶(シンヨウモウセンチャ)
中国十大銘茶の一つに数えられる有名な緑茶。中国茶を愛する方の中でも人気あるお茶です。信陽毛尖茶という名前は河南省南部にある信陽県西南部を中心に車雲山、集雲山、天雲山、達雲山などの山々が重なり合う海抜300〜800メートルの谷間で作られています。毛尖とは白毫(白い産毛)の多い芽のカタチが細く尖っている様から付けられており、黄山毛峰茶の毛峰と同じ様な意味を持っています。
この地域には渓流も多く、古くから良いお茶が作られて来た産地として知られています。四季がはっきりしていて降水量が多いのも数多くの銘茶が生まれた要因です。陸羽の茶経にも産地として記述されています。
ただ、信陽毛尖茶そのものは清の時代末期だそうで、1915年にパナマ万博で金賞を受賞してから有名になりました。その後、82年には国家優良産品、90年には国家商業部優良産品に指定されました。
茶葉はまっすぐで、深い緑色の光沢があり、白毫のついた芽先が見える。茶の香りは爽やかで長く保ちます。茶湯は明瞭なまろやかな味をしており、濃厚にして甘味が強いです。 |